第三十三番札所 高山寺


御本尊 聖観音菩薩
愛称
住所 上水内郡小川村稲丘7119
TEL 026-269-2568
駐車場 寺の下
御朱印所 高山寺

御詠歌
高くとも 安く登れよ 寺坂を 九品浄土へ 参る身なれば




信濃三十三観音霊場巡拝、結願の高山寺は、寺伝よれば大同三年(八百八年)坂上田村麻呂が観音堂を創建し、建久六年(千百九十五年)源頼朝が三重の塔を創建したと伝えられている。元禄時代に虫倉山中にこもった木食山居上人は江戸時代中期に松本で生まれ、大町市の弾誓寺の住職になる。自ら仏像彫刻を発願して、北安曇野から鬼無里村や戸隠地方まで放浪したくさんの仏像を残した。高山寺の観音堂内には、西国・坂東・秩父の百観音、木喰山居上人作の千体仏他多数の尊像が安置されている。御本尊は秘仏で、年に一度八月十日に御開帳している。雨乞・火除けの仏として信仰が厚く、また縁結びにご利益があると言われている。