第二十七番札所 牛伏寺


御本尊 十一面観世音菩薩
愛称 うしぶせ観音
住所 松本市内田2573
TEL 0263-58-3178
駐車場 参道口
御朱印所 午伏寺
HP 午伏寺


御詠歌
来世にて 死出の山路は みも越さじ 金峯山へ 参る身なれば





信濃三十三番札所中最大規模の厄除け霊場である。御本尊は聖徳太子が国家安泰を祈り、厄除け福寿増長のために投身の観世音を彫り安置したと言われる。明治の廃仏毀釈の時は松本藩の殆どが廃寺になったが、午伏寺は難を逃れた。天平勝宝七年、唐の玄宗皇帝が信州善光寺へ大般若経六百巻を奉納する事になり、そのとき経巻を運ぶ赤・黒二頭の牛がこの地で倒れた。十一面観音の霊力を知った使者は経巻をここに納め、二頭の霊をまつったことから、寺号を牛伏寺としたという。