第二十六番札所 満願寺


御本尊 千手観世音菩薩
愛称
住所 安曇野市高牧1812
TEL 0263-83-2088
駐車場 微妙橋過ぎ左側
御朱印所 満願寺


御詠歌
ありがたや 功力も深き 観世音 導き給へ 弥陀の浄土へ




寺伝によれば神亀年間(七二五)頃、裏山の上方山中にある長者ヶ池から一寸八分の黄金の仏像が現れ、聖武天皇の勅願によって堂宇を建てて安置したのが始まりという。その後、坂上田村麻呂が有明山麓の八面大王討伐を祈願したところ、霊夢で秘策を授けられ悪鬼を退治できたので、自ら彫った仏像を御本尊の千手観音像の御前立として安置したと伝えられる。参道の入り口にある「微妙橋」は、橋の裏にお経が書かれていることから「お経橋」とも言われている。『参詣人もし重罪人なら渡るを得ず』とされ、下を流れるのが三途の川であの世とこの世を隔てる結界とされ、その左右の山を四出山と呼び、後は地獄、お経を唱えながら渡らないと極楽浄土へ行けないとされ、立山の無明橋・高野山の無妙橋とともに日本三大橋と言われる。